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鹿児島で家を建てるなら知っておきたい、新築住宅設計の今

鹿児島で家を建てるなら知っておきたい、新築住宅設計の今

家づくりには、その土地ならではの「正解」があります。

全国で人気のデザインをそのまま取り入れるだけでは、鹿児島の気候や暮らし方には合わないことも少なくありません。私たちが設計のご相談を受ける中でも、「見た目のおしゃれさ」だけでなく、住み始めてからの快適さや暮らしやすさを重視される方が年々増えていると感じています。

今回は、鹿児島で新築住宅を計画する際に知っておきたい、最近の設計トレンドをご紹介します。

風や光を味方につける設計

鹿児島は温暖な気候に恵まれる一方で、夏の強い日差しや台風への備えも欠かせません。

そのため、窓を大きくすれば明るい家になるという単純な話ではなく、どの方向に窓を設けるか、軒や庇で日差しをどうコントロールするかが快適性を大きく左右します。

心地よい風が室内を通り抜け、季節の変化を感じられる住まいは、エアコンだけに頼らない暮らしにもつながります。

「広く見える」より「暮らしやすい」間取りへ

以前は大きなLDKが人気でしたが、最近では家族それぞれの過ごし方を大切にした間取りが選ばれる傾向があります。

リビングを中心に家族が自然と集まりながらも、仕事や勉強、趣味に集中できる場所を確保するなど、「家族との距離感」を心地よく保てるプランが好まれています。

暮らし方はご家族ごとに違います。だからこそ、流行を追うよりも、そのご家族らしい生活を丁寧に設計へ落とし込むことが大切だと考えています。

自然素材の心地よさを取り入れる

無垢材や塗り壁など、素材そのものの風合いを活かした住まいも人気が続いています。

木の温もりや質感は、写真では伝わりにくいものですが、実際に暮らし始めると毎日の心地よさにつながります。

最近では和の要素をさりげなく取り入れた「和モダン」の住まいも増えており、シンプルなデザインの中に落ち着きや品の良さを感じられる空間づくりが注目されています。

鹿児島だからこそ考えたい耐久性

鹿児島で家づくりをするうえで欠かせないのが、台風や火山灰への配慮です。

屋根や外壁の素材選びはもちろん、雨仕舞いやメンテナンス性まで見据えた設計を行うことで、建物は何十年と安心して住み続けられる住まいになります。

完成した直後だけではなく、10年後、20年後の暮らしまで想像しながら設計することが、本当に価値のある家づくりにつながります。

トレンドより、その土地に合った家を

住宅にも流行はありますが、流行はいつか変わります。

一方で、気候や風土は変わりません。

だからこそ私たちは、流行を取り入れながらも、鹿児島の気候や敷地条件、ご家族の暮らし方に合わせた「長く愛される住まい」をご提案したいと考えています。

家づくりは、一生に何度も経験するものではありません。